初めてのクリスマスとママの悔し涙

明日(25日)はRIVERWALK子どもの家のクリスマス会。
カーサ・デ・バンビーニのチャールズ先生もギター(と赤い着替えと白いおヒゲ⁉︎)を用意し、
開園後初めての行事に大人も子どももワクワク。

普段お仕事で忙しいお母さん達にも、
ぜひ参加してもらいたくてお声がけしていました。

この初めての行事に、初めての子育て奮闘中のNちゃん(0歳)ママ。
一緒に参加するために、半休を取って楽しみにしてくれていました。

ところが昨日(23日)、突然に社長からの出張命令。
半休は取れなくなってしまいました。

せめて新幹線の時間を調整して、仕事の合間に少しだけ参加はできるものの、Nちゃんを置いて職場にとんぼ帰りしなければならなくなりました。

「うちの会社は理解がないんです」とだけ言い、それ以上の愚痴はこぼすことなく、
「ただただ悔しい。それだけです」
涙がポロポロ溢れてきました。

「それでも、やる理由があるから」

そう。我が子を置いてでも、
最優先にできなくても、

挑むべき使命と
闘うべき社会に立ち向かい

振り返る余裕すらなく一生懸命に何かに向かう母親の姿は、
必ず時代を変える原動力となります。

マリア・モンテッソーリ も、
女性に投票権がない時代に
たった一人、女の医学生となり
解剖室に死体と二人きりになっては
歯を食いしばり、
たまらず研究室を飛び出した時、
一組のみすぼらしい母娘に出会い
その幼い娘の姿に、
自分の使命を見出し奮起させられました。

女性の人生は、十人十色。
いや、それ以上かもしれない。

既婚か独身かで社会からの扱われ方が異なり、
専業主婦の労働対価は決して換算されることはないにもかかわらず、仕事(家事)へのコミットを社会で強制され、
私たち働く女性は男尊女卑の壁が厚い。やっぱりまだまだ男社会。

だけど、そんな社会に悲観せず、
前向きに、進み続け、闘い続ける女性が、時代を変えていくんです!!
現代の私たちが選挙戦があったり、育休が取れたり、仕事ができたりするのは、先人の女性たちの犠牲や戦いがあったから。

女性は命を生み出し、命を育む。

そんなママ達が、
子ども達が将来生きる未来を作り、
より良い世界へと変えていく。

そう信じて、
明日も自分の役割を全うします。

役割があることに、感謝。

メリークリスマス!